Vol.12 Webカラーツール |
メルマガを書いていると極稀れに感想を頂くことがあります。
(感想をお送り頂いた方ありがとうございます。)
その中で、「Webカラー」についてのリクエストが何通か頂きましたので、
これに関する役立つ情報をお届けいたします。
Webカラーの具体的配色手法等を、メルマガでお伝えするのは大変難しいので、
かなり役立つツールのご紹介!
(配色手法等を詳しく知りたい方は、是非フクトミのカラーセミナーを受講しに来て下さい。
次回いつ開催するかは未定ですが・・・笑)
ご紹介するツールは、「ColorSelector(カラーセレクター)」
既にご存知の方も多いかもしれませんが、このソフトは、富士通さんが無償で提供されているソフトです。
Webデザイナーの方には、かなり重宝するソフトだ思いますよ。
ちなみにWebデザイナーでもあるフクトミも実際に使っています。
このソフトは、「見やすい色、見にくい色」を判定してくれる上、「健常者・白内障・
第一色覚障害(赤)・第二色覚障害(緑)・第三色覚障害(青)」での見やすさも表示してくれます。
Webデザインを行う上で、ユーザーへの可読性の配慮は欠かませんよね。
特にこれからの高齢化社会を考えると・・・。
もちろん色彩はWebだけに関わらず、その他デザイン全般に置いて重要なファクターです。
この様な便利な無償のツールを使用し、アクセシビリティの高い配色を考慮した上で
色彩を楽しんでみては!?
それでは、また来月!
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「ColorSelector」 ダウンロードサイト
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/colorselector/
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heavenlyの色彩&ファッショントークマガジン vol.4/2005年4月16日掲載 |
Vol.13 トーン |
みなさん色彩の中での「トーン」の意味をご存知でしょうか?
フクトミは、色彩の資格講座も行っているのですが、受講生の多くは、「トーン」と言う言葉は、
聞いたことはあるが、いまいちちゃんとした意味は、知らないという答えが大半です。
そこで今回は、「トーン」について。
トーンとは、明暗を表す「明度」と、鮮やかさ鈍さを表す「彩度」の複合概念です。
簡単に言うと、色相(赤や青や黄色など)が違えど、
色の「調子」が同じグループと考えるとわかり易いかもしれませんね。
トーンの種類は、ビビッドトーン、ペールトーン、ダークトーンなどの種類があり、
それぞれに独自のイメージがあります。
具体的な例を挙げると、ペールトーンは、低彩度で高明度のグループ。
淡い色や薄い色で、「弱い」、「かわいい」、「優しい」等のイメージをもっています。
実際にそういうペールトーンのイメージとマッチして販売されている商品としてベビー服があります。
このトーンと赤ちゃんのイメージに共通する部分が多いので、
ベビー服のイメージをアピールするには非常に効果的ですね。
ベビー服は、様々な色相の商品がありますが、大半はペールトーンの商品が多いですよね。
デパートの赤ちゃんの洋服売り場を眺めているとその配色にこちらもなんだか癒されませんか。
つまり、ベビー服売り場全体が同一トーンでまとめられた配色になります。
このように、「トーンの印象」を理解し、人に与えたいイメージを考えて配色するとことも効果的ですよ。
ぜひ「トーン」についての知識も深めてください。
それでは、今月はこのへんで! |
heavenlyの色彩&ファッショントークマガジン vol.5/2005年5月16日掲載 |
Vol.14 検定話(4) |
いよいよ、色彩の資格試験(検定)の実施シーズンになりましたね。
カラーコーディネーター検定は、次の6月19日の日曜日。
色彩検定は、翌週の26日の日曜日。
さて、色彩検定についてですが、
教科書の改訂にともない今年から大幅に学習する内容が 増えましたよね~。
これまでの色彩検定は、ファッションコーディネート色彩能力検定というだけあって、
ファッションに重点を置いていた内容でしたが、改訂された教科書を見る限り、
カラーコーディネーター検定に近い内容ですよね。
フクトミ個人的には、両検定の差が面白かったので、
色彩検定は、以前のままでよかったような気がしますが・・・。
(両資格取得者の方は、どう思いますか?)
でも、広い分野の色の内容を学ぶ人が増えることは、良い事だと思います。
せっかく試験前なので、このメールマガジンの読者だけに色彩検定においてのちょっとしたコツを
お伝えしようと思います。
オストワルト色相環を覚える際に、私は次のように覚えました。
『PCCS色相環の8:Yと20:Vの二つを軸に、左右を逆にしたもの』
ちょっと強引ですが、ただ単純に暗記するより覚えやすいと思いますよ。
本当に「ちょっとしたコツ」で申し訳ないですが、
メールマガジンでお伝えすると弊社の受講生に申し訳ないので・・・。あしからずです。
さぁ、受験者の方は、ラストスパートですよ!頑張って下さい!
それでは、今月はこのへんで!
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heavenlyの色彩&ファッショントークマガジン vol.6/2005年6月16日掲載 |
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