両手演奏、できるようになってきました?
右手と左手で別の動きをするなんてムズカシイ!っていうのも最初だけ。絶対弾けるようになりますよ。がんばってくださいね。
そして、今日はもっとスゴイこと。 メロディだけ書いてある楽譜ってありますよね。それを見て、ぱぱっ!と伴奏がつけられたらカッコイイ!って思ったことありませんか?
それが出来るようにがんばってみましょう。
さて、楽譜1を見て下さい。(バイエル74 抜粋)
右手のメロディ「ソーシレ、ソーシレ、ソードミ、ミーレー」にくっついている左手の音に注目。
右手が「ソシレ」の時、左手も「ソシレ」を弾いていますね。
「ソシレ」はト長調のとっても大切な和音です。 コードネームはG。
弾いてみるとなんかいい感じ。メロディの構成音から伴奏を考えるとうまく行くかもしれない!
(楽譜1)
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右手メロディの音から左手の伴奏がわかる その2 |
しかし!世のなかそう甘くないですよね。和音と同じメロディばかりの曲ってそんなに無いし、それにそんなのばかりじゃ全然おもしろくないし、みんな同じような
曲になっちゃうかも。
前回の楽譜を見て下さい。右手「みーれど」というメロディに「どみそ」の伴奏がついていますね。
(楽譜2)
「レ」の音はこの際、無視したいですよね。その気持ちを汲んで「ミ」と「ド」の音から それに一番近い和音「ドミソ」を採用決定!
それではこの「レ」の存在はどうなるの?と疑問を持たれた方に解説。
和音以外の音は「非和声音」といいますが、この「レ」は鍵盤上で「ド」と「ミ」の間にありますね。この場合「レ」は「経過音」といいます。
上の楽譜をみてください。ちょっと昔に流行った曲です。(わかるかな?)
問題(1)下の和音から番号で選んで、1小節ずつ和音伴奏をつけてみてください
問題(2)経過音はどれでしょう?
わかりましたか?カンタンかな?解答は次のレッスンの最後に。
次回はもうすこし今回の内容を詳しくお話ししたいと思います・・・
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