さて、問題です。
(いきなり?)「ド」のすぐ隣の音は何ですか?
答えは・・・「ド#」
鍵盤に白鍵と黒鍵がありますね。「ド」のすぐ隣の黒い鍵盤が「ド#」です。
このすぐ隣同士の関係を「半音」といいます。
そして、「ド」と「レ」の関係(=半音2つ分)を「全音」といいます。
さて、鍵盤の絵をみてください。「ミ」と「ファ」 そして「シ」と高い「ド」の間には 黒鍵がありませんね。
この2個所は 半音の関係です。この半音の出てくる場所に注意しておいてくださいね。
さて、1オクターブの楽譜を見てみましょう。この前練習したハ長調のスケールです。
音階とは、1オクターブの中に、規則的に全音と半音が出てくるように音を並べたものをいいます。
このハ長調の音階をチェックしてみると・・・・・・。
「ミ」と「ファ」 そして「シ」と「高いド」の間に 半音が入っていますね。
すなわち、下のドから数えて(ドから1と数えます)、3音目と4音目、そして7音目と8音目に半音を入れて並んでいるですね。
これが「長調」の音階なのです。(おぉぉ!そうだったのか~!という声が聞こえてきました。)
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「ド」以外の音から音階(スケール)を作ってみる |
では、ほかの長調で調べてみましょう。
「ファ」の音から長調の音階を作ります。
最後の二つの音「ミ」と「ファ」はさっき言った7音目と8音目ですが、ここは「半音」ですね。OKOK!
問題は、3音目と4音目の「ラ」と「シ」。この間には黒鍵があるので「全音」の関係です。
このままだと正しい長調の音階では ないので「シ」の音を半音さげます。すなわち「シ♭(フラット)」 (シのすぐ左となりの黒鍵)に変更することで、ファから始まる正しい長調の音階が出来上がりです。
「ファ」の音は日本名で「ヘ」なのでこれを「へ長調」音階といいます。
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では、今日のまとめ・・・ということで問題出題です |
さて、問題です。
上のスケールをただし長音階にしてください。どの音をどう動かせばいいですか?
もうひとつ問題。これは ちょっと難しいかも。
質問の解答は、次のレッスンで・・・
次回は 短音階 というものをやってみます。(ちょっとムズカシイかも) |