前回の伴奏付けのレッスンはどうでしたか?
さて、Part2ではもう少しかっこいい伴奏をつけてみよう、ということで・・・
早速次の楽譜をみてください。
オールディーズが好きだった頃によく聴いた曲のひとつです。ご存知の曲だとうれしいですが。
上の楽譜に和音をつけてください。使う和音は「第5回」に出てきた主要三和音です。メロディは前回のよりカンタンなので、難しく考えないでもダイジョウブ。
弾きながらやるといいかも・・・・・
できましたか?下の楽譜のようになったかナ?
この主要三和音。とっても大事なのですが、この和音だけだとなんだかおもしろくないと言うか、変化がないですよね。
そこでもうちょっとカッコいい曲にしようと思います。ここで登場するのが【副三和音】というもの。
お役立ち和音なので、覚えておいてソンはないですよ。
(ここでは Cメジャー:ハ長調でのお話です)
これらの和音は主役にはならないけれど、主要三和音の機能をカバーしてくれます。
どんな風に?
主要三和音の代わりになってくれた上に曲をオシャレにしてくれるのです。
どの和音の代わりを果たしてくれるのかは下の通り。
よく見ると それぞれ1音だけが違っているだけですね。 このたった一音の違いが曲を豊かにするんですね。
う~ん、音楽っておもしろい!
ちなみに主要三和音の代用をつとめる、ということから「代用和音」・ 「代理和音」という言い方をすることもありますので覚えておきましょう。
では、先ほどの曲。「C」「F」に代理和音を使って伴奏をつけてみましょう。
下の楽譜を見る前に自分でやってみると勉強になりますよ。
ここで注意したいのは、この曲はハ長調なのでそのもとになる「C」(ドミソ)の和音 最初から代理和音にしてしまうと調が変わってしまうので、曲の始まりにはそのまま「C」を使う、ということです。
基本さえおさえておけば、伴奏つけというのは、これが絶対正しいんだ~!っていうのはないんです。
あなたの感性でつけていいんですよ。
下の楽譜に主要三和音と副三和音をつけてください。だれもが何度も歌ったことのある曲だから、 あなたのセンスでかっこよくしてみてね!
ちなみに 私はちょっとええかっこして弾いてみました。
タイトルは「Sentimental Tulip」(・・・?)
ダウンロードして聴いてくださいね(tulip2.mid)
第11回 解答 |
第1問: |
1小節目=【1】 2小節目=【3】 3小節目=【3】 4小節目=【1】 |
第2問: |
1小節目=【シ】 2小節目=【なし】 3小節目=【ド】 4小節目=【なし】 |
できたかな? |